ドラゴン堀江の6ヶ月(半年)で東大合格プロジェクト失敗の原因分析

ドラゴン堀江プロジェクトは、ドラゴン堀江ことホリエモンこと堀江貴文氏が、売れなくてくすぶっている芸人を半年で東京大学(東大)に合格させるプロジェクトです。いわば、ドラゴン桜の実写版ともいえます。

半年で東大合格、というのは、私の経験から言っても決して不可能ではないです。私は1浪で東京大学に合格しましたが、これなら1日15時間の勉強を半年やったら合格できるな、というのが実感でした。

東大合格者であれば、そう思う人も多いはずです。

ですから、私も、ドラゴン堀江プロジェクトはうまく行くはず、と注目していました。

ところが、始まってみると、様々な問題点が見えてきました。

最初にして最大の問題は、ホリエモン自体が初期に全く勉強していなかったことです。

これでは、他の受験生もこれでいいんだ、と思ってしまい、気合が入らないと思います。

事実、オバンドー吉川は、アンダーグラウンドのコントを続けていたし、グラビアアイドルのわちみなみも仕事を続けていました。最初の話では、全てを東大合格のためにかける、という話でしたが、ホリエモンが自分の仕事をして勉強していないのを見て、それでいいんだ、と思ってしまった可能性があります。

次の問題は、メンタル面です。ホリエモンが上から、絶対受かるから、と言っても、それが素直に信じられない人が多かった気がします。TAWASHIさんは、一番ホリエモンのいうことを聞いて1日12時間猛勉強していました。それでも初期の頃は音楽を聴きながら勉強したりして決して高い集中力ではない印象でした。

ドラゴン堀江の最大の失敗は、メンタル面で失敗した、と言っても過言ではありません。

短期間でトップギアに入れるにはメンタル面が最も重要です。メンタル面が弱ければ、頑張ろうと思っても頑張れません。

というよりも、メンタルが完成すれば、無我夢中で猛勉強していたはずです。楽しくてしようがない状態になりますから。

勉強のランナーズハイにできるだけ早く入ること、それができなかったのがドラゴン堀江プロジェクトの失敗の1つでしょう。

さらに、ホリエモン自体の学力が予想以上に落ちていたことも挙げられます。最後の帳尻を合わせるかと思ったら、ドラゴン堀江自体が不合格では話になりません。堀江貴文氏は、もっと早く本気を出して1ヶ月前には合格確実圏に入っておくべきだったと思います。

他の3人も同じで、入試本番の1ヶ月前には合格確実圏に入っておくべきでした。そこまでいけなくても、得意科目では、合格確実圏に入っている必要がありましたが、センターをようやく突破できる程度ではお話になりません。2次試験で楽勝できる科目を作っておくべきでした。

私が見る限り本気でやっているのはTAWASHIくらいで他の2人は本当に全力でやっていたかは疑問です。TAWASHIですら、1日12時間しか勉強していません。本気なら1日18時間勉強できます。

そういう意味ではメンタルが甘すぎる、といわざるを得ません。

東京大学に合格すれば、人生が変わり、どこでもドアが開かれる、といわれます。芸人にとって本当にどこでもドアになるかは不明ですが、それでも、東大生芸人というだけで話題になり、クイズ番組とか講演会で引っ張りだこになる可能性はありました。

おそらく彼らはそういった多くのメリットが十分実感できなかったために、東大合格に本当の価値を見出せなかったのでしょう。そのために、本当の全力が発揮できなかったのではないかと思います。

繰り返しになりますが、受験勉強で最も重要なのは、メンタルです。1日18時間でもやりぬくメンタルができれば、必ず東京大学に合格できます。

それを可能にするのがこちらの教材です。

半年で東大合格を可能にする勉強法

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