勉強をやる気のない息子さん、娘さんへの対処法
- 2013年09月19日
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私が以前コーチングしていた兄妹がいるのですが、兄さんの方は高校2年生だったので、さすがに自覚もあり、真剣にこちらのいうことを実行してくれました。
しかしながら、中学2年生の妹の方は何とかして、勉強以外の話題に持って行って、極力勉強から逃れたい、という感じがしました。つまりできるだけ遊んで過ごしたい、という子供のような感じを受けました。
勉強をしないことを楽しむ、というか、勉強しないで済めばラッキーという感覚は小学生位なら持っていると思います。
しかし、中学2年生にもなって、勉強時間に勉強以外のことができた、勉強を教えるコーチに勉強以外のことで時間を使わせた、と言って喜んでいるようでは非常に問題があります。
あるいは、高校生で一見こちらのいうことに話を合わせていますが、決して本心からそう思っているのではなく、何とかしてその場をうまくしのいで、自分に影響を及ぼさないようにしたい、という感じの生徒さんもいました。
こういうお子さんの場合、絶対勉強しない、と心の底で決心しているような気がします。できるだけ勉強しないで済ませたい、できるだけ逃げたい、という感じです。
つまり、勉強のやる気がないだけでなく、積極的に回避したい、という状態です。
こういう状態になると、時間が余っても勉強以外のことに時間を使うので、いくら時間があっても勉強せず成績が上がりません。
どこかで勉強をすることをイヤになった可能性が高いです。親か先生が非常にキツク言って勉強に恨みを持つようになるケースもありえます。
あるいは、やる気になっているのに、勉強しなさい、と怒られて嫌になるケース、勉強をしているのに、していないと勘違いして怒られるケース等、親や教師の勘違いでやる気がなくなる場合もあります。頑張っているときに怒られるとやる気が無くなるのは人間として自然な心理でしょう。
そういう勉強しないモチベーションを持ってしまうと単にやる気がない、というのではなく、積極的に勉強を避けるようになります。そうなるといくら勉強しなさい、と言っても反発するだけです。
そういう状態になっていると思えば、コーチングを受けることをお勧めします。心の底で勉強から逃げようとする気持ちの原因を探り、それを無くすることで、勉強することへのブレーキが外れます。まずはそのブレーキを外さないといくらやる気になろうとアクセルを踏んでも前に進みません。
ブレーキがある人はまずはブレーキを外すべきでしょう。
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