東京大学学生でもベンチャー起業に興味を持つ人が15%

東京大学や京都大学のような名門大学に入った場合、大企業に入って、組織の中で能力を発揮し、大きな仕事をする、というのがこれまでの常識でした。

せっかく東大や京大、早稲田、慶応等の一流大学に入ったのに、ゼロから会社を立ち上げる立志伝中の人物のような苦労をするよりも、既に組織として確立している大企業のシステムを使った方が最初から大きな仕事ができるからです。

ところが、最近、東京大学発のベンチャー企業のユーグレナやペプチドリーム等が成功したことから、東大でも起業に興味を持つ人が増えているようです。大体、6~7人に1人、約15%位のようです。

東京大学のアントレプレナー道場には毎年、200~250人が参加するようで、これは東大全体の3000人から見て1割弱ですからかなりの割合です。都合で参加できない人で興味を持っている人も含めると、15%位の学生が起業に興味を持っているというのもうなづけます。

そして、意外なことに、東京大学エッジキャピタルというファンドは10年で清算したら、83億の投資で百数十億円のリターンが得られたそうで、大幅な黒字です。これは以前の東大からは考えられないことです。日本のベンチャーでも成功している会社は少ないですが、東大発ベンチャーは一部が突出した成功をしているようです。

実際、ユーグレナの株式時価総額は1360億円程度、ペプチドリームのそれは、1744億円です。創業者が株を半分持っていたらそれぞれ700億、900億円の資産家ということになります。10%だとしても136億円、174億円ですから、会社勤めで一生働いて稼げる生涯年収の3~5億に比べて桁違いですね。

しかも、そういう社長は20代~30代ですから、いつでも引退して遊んで暮らせる状態です。

アメリカでは大学在学中の起業は当たり前で、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、ラリー・ページ、セルゲイ・プリンなど大学または大学院で起業し、大成功しています。ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグは兆レベルの資産を築きました。

特にマークザッカーバーグは20代にして兆の資産を得ていますから、企業に入ってあくせく働かなくても、一生遊んで暮らせます。

もっとも、起業家の場合は、さらにビジネスを発展させる人も多く、一生使いきれない程の資産を作ってもその後の社長を続け、さらに成功する人も多いですが。

いずれにしても、東大や京大を卒業し、大企業に入り、課長、部長、役員と順調に出世したとしても、通常の会社員であれば生涯年収で3億~5億位です。

それがベンチャー起業をして、株式公開すれば、数十億円~数百億円の資産が得られます。

もし、20代、や30代前半で数十億の資産が築ければ、あとは一生遊んでいてもお金が利息等で勝手に増え続けます。

シリコンバレーのベンチャー起業家で数十億の資産を持つ人は、豪華な世界一周旅行をして帰ってきても、その間にお金が増えているそうです。数十億の資産があればとても使いきれないそうです。

日本でも、そうした成功者が増えれば、有り余る資産をベンチャーに投資し、さらに成功者を生み出す、という好循環を作りだせるでしょう。

そういう意味では、東大や京大、大阪大学、東北大学等でベンチャー起業を促進する投資ファンドができたことは、今後のベンチャーの成功につながる可能性もあり、興味深いです。

受験生も東大に入って会社を作って、数億~数十億の資産を築き、若くして億万長者としてリタイアする、というのも夢があってよいと思います。

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