欧州への難民殺到と世界の貧富の差

欧州にシリアからの難民が殺到しているようです。受け入れについては、国毎に対応が違うようで、ドイツ、スエーデン等は積極的に受け入れる方向で、スペイン、イギリス等はあまり受け入れたくないように見えます。

そんな中、エジプトの富豪がイタリアかギリシャの島を買い取って、そこに難民を住まわせ、その島で産業を起こせばいい、という提案をしています。

イタリアやギリシャには無人島がたくさんあるそうなので、そういう島を難民に割り当てる、というのも一つの方法でしょう。

しかし、難民達の中には先進国の夢のような生活をしたい、と思っている人も多いでしょう。そういう人達は、ドイツに住みたいと思うと思います。そして、ドイツ人の高給と生活水準を享受したいでしょう。

それが、無人島では、生きて行くのがやっと、となるかも知れません。それでも、戦争や内紛が続く祖国よりはマシでしょうが。

いずれにしても世界には戦争や内紛が続く国がたくさんあり、平和な日本では考えられないようなことがたくさん起こっています。

そうした事実を知り、少しでも世の中をよりよくできるように、勉強し、ビジネスでお金を稼ぎ、困っている人を助けられる人間になりたいものです。

高学歴になり、高給をもらうようになれば、nobles oblege(ノブレス・オブリージュ)という貴族のような義務が生じます。高貴な人の義務、と言った感じです。

日本は経済的に停滞しているとはいえ、東南アジアなどに比べれば給料は10倍、20倍のレベルです。東南アジアの社員が1カ月働いて稼ぐ額を1日で稼いでいます。それが当然、と何も考えないのではなく、それだけの経済格差があることの意味を想像することも世界を深く理解するためによいのでは?と思います。

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