絶対的決断と背水の陣が合格の必要条件

一般的に、成功するために必要な条件として、絶対的決断というものがあります。

これは、絶対に〇〇する、しなければならない、という絶対の決断です。絶対に負けられない、絶対に合格するしかない、というような決断です。負けたら死、という本当の戦争では、命がけで戦うことが当たり前でした。さらに、背水の陣で、退路を絶ってしまえば、勝つか、死ぬかのどちらかになり、死にたくなければ勝つしかない状態になるわけです。

こうなると、死に物狂いの力が出ますから、勝てる可能性が非常に高くなります。

この決断が弱いと、少し苦労すれば、投げ出してしまったり、諦めてしまうことになります。

そういう意味で、この絶対的決断は成功の必要条件と言っていいです。成功以外を断ち切る決断をするわけです。

ですから、この必要条件を欠く人は成功(受験生で言えば合格)は難しいと考えてよいです。

例えば、大学受験においても、絶対に東京大学に合格する、それしかない、という決断をしている人は、今どんなに成績が悪くても合格できる可能性があります。

それは、どんな苦労でも耐えられるだけの決断をしているからです。

しかしながら、そこまでして東大に合格したくない、できるだけ楽をして合格できるならいいが、この条件を満たさないのであれば、無理に東大に合格しなくてもいい、という考えの人は、大逆転は非常に難しいと思います。

つまり、決断の状態が成功するか、失敗するか、合格するか、不合格か、優勝か、途中敗退か、を決めると行ってもよいでしょう。

私の教材を購入した人で成功されている人達は、やはり、絶対に合格するしかないんです、という方達で、そういう人達は飛躍的な成功をしています。

しかしながら、合格できるでしょうか?という質問をしてくる人からは成功した、という報告が来ることはありません。この人達は、まだ絶対に合格する、という決断をしていないからです。

決断していないと、少し悪い点を取ると、やっぱり私にはダメなんじゃないか、と不安になってしまい、勉強に集中できなくなります。

これに対して、絶対合格するしかない、と決断している人は、成績が悪くても、どうすれば必要な点数を取れるようになるか?と本気で考えます。

今回はこことここを間違ったから点数が伸びなかった。ここができるようになるには、この参考書のこの部分をしっかりマスターする必要がある。だからやろう。

と考え、実際に実行します。つまり、やるしかない、と決断している人達は何か不都合なことがあっても、不安になったり、迷ったりせず、何とかして乗り越えようとします。

この違いは非常に重要です。

絶対に〇〇する、それしかない、という絶対的決断が成功(合格)を引き寄せるということを理解して下さい。

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