30歳台以上で東大や京大に入る意味
- 2013年09月20日
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最近、受験生の中にも30台、40台、50台で、東大や京大等を目指す人がいるようです。
それは本人の希望なので特に問題ないですし、経済的に問題ないのであれば別に定年を過ぎてから東大や京大で学び直すのはいいことだと思います。95歳で修士課程に入ったおじいさんもオーストラリアの方ではいたようですから、ギネス記録を目指す、と言う手もあると思います。
しかし、もし、学歴コンプレックスを無くするためにだけ東大や京大を目指す、というのであれば今はあまり意味が無いかも知れません。
今や、学歴よりも、実力が重視され、特に営業等数値で実績が出る部署であれば、頭よりも馬力だけで実績を残し、三流大学卒が東大等の一流大学卒よりも評価が高くなることもあります。
であれば、もし今会社にいるのであれば、そこで圧倒的な実績を出すように全力で仕事に打ち込んだ方が人生全体としてみれば成功できる可能性があります。
ただ、今の職場がどうしても合わなくて、例えば、どうしても医者になりたい、弁護士になりたい、等職業的にどうしても大学に入り直さなければできない、という場合は30歳台以上であっても受験に再チャレンジすればよいでしょう。
しかし、もし、今の状態で、十分な収入が得られるなら無理に受験しなくてもいい、という程度の考えであれば、今の仕事に打ち込んだ方がよい場合もあります。
また、弁護士になりたいなら司法試験を受ければいいので、無理に東大に入り直す必要もなく法科大学院に入ればいいだけです。医者の場合も東大、京大等にこだわらず、地方の医学部でも医者にはなれます。そういう意味でも東大にこだわる必要はないように思います。
結論としては、自分の実力が一番活かせる世界で好きな仕事に全力を尽くすのが一番よいのではないか、と思います。一歩引いて、高い視野から人生を眺めるのもよいと思います。