東京大学、京都大学等の難関大学に入れば全てのドアが開かれる?

学歴社会の弊害や崩壊が言われて久しいですが、今、青春を犠牲にしてまで猛勉強していい大学に入る意味はどれくらいあるのでしょうか?

確かに指定校制度があり、一部の大企業に入るには、東大、早稲田、慶応等一定レベル以上の大学しか面接さえ受けさせてもらえない会社もあるようです。

そういう意味では、いい大学に入れれば、いい企業、つまり、給料が高くて、福利厚生も良く、安定した大企業に入れる、というのは今でもあると思います。

ただ、昔は、日本企業の業績が右肩上がりだったので、普通にやっていれば課長、部長を年齢とともに出世できていたものが、最近では、円高や人口減少等で企業の業績が悪化し、給与の原資が減っていることから、より厳しく査定されるようになりました。

例えば、同期の中で上位10~20%しか昇進できない、という制度や、業績で評価する実績主義などです。

このような人事制度にした場合、たまたまいい商品に当たってすごい売上をあげたり、たまたま思いついた商品がヒット商品になった、という突出した人がいればそういう人が出世してしまいます。つまりホームランを打つ幸運な人がいたら、コツコツ地道に商品開発していた人は出世が遅くなるという問題があります。

とはいえ、一流企業に入れば、出世できなくても、50歳頃には年収1000万円は超えますから、それから10年は非常に経済的に恵まれた状態になるでしょう。その頃には子育ても終わり、住宅ローンもほとんど返済が終わっていますから、かなり自由に使えるお金が増えてくるはずです。

そういう意味では、起業して一発当てて30代で悠々自適にリタイア、というような夢は叶わないでしょうが、安定して一生を過ごすことができ、もし、ヒット商品を出すことができれば、部長や取締役、あるいは社長も夢ではありません。

大企業の社長ともなれば、会社にもよりますが、年収3000万円~10億円位になります。

独立起業して年収3000万円はそう簡単ではないですが、大企業でしっかり仕事をすれば、部長でも年収3000万円近くまで行くこともあります。

そういう意味では、人生大冒険で、独立起業したい、と思うか、安定した人生を送りたいと思うか、によって、難関大学を目指すか、それ以外の身の丈に合った大学に行くかを考えればよいのではないでしょうか?

とはいえ、独立起業するにしても、一流大学の人脈は役に立ちますから、可能であれば行ける大学中、一番レベルの高い大学に行く方が、人脈の質が高いですからいいです。

年収は自分の親しい友人10人の年収額の平均になる、と言われています。ですから、より高いレベルの大学ほど皆年収が高いですから、自分も年収が上がる、というわけです。

ということで、結局は行けるのであれば東大や、京大のような難関大学に入る方が人脈という意味で有利、なので難関大学に入る方が良い、というありきたりの結論になりました。

東大、京大等の難関大学に入りたい人には以下をお勧めします。

難関大学に入る受験勉強法

 

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