いくら勉強しても成績が上がらない

やる気がないわけではなく、勉強を長時間一生懸命やっているのに、どうしても成績(偏差値)が上がらない、という生徒さんも相当数います。

このパターンの典型的な例は、浪人して予備校に行って1年間勉強したけど、現役時代と同じレベルにしかならなかった、というケースです。

もっといえば、大学受験の浪人生で5浪以上になる人はそういう感じで、毎年同じようなパターンで結局不合格、ということを繰り返します。どこかで勉強方法の間違いに気がつかない限り同じ失敗を繰り返します。

資格試験受験生でも、司法試験や公認会計士試験等は大学卒業後、7年以上浪人して勉強しても合格できない場合もかなり多いです。というより、一生頑張っても合格できない場合もあります。

昔の司法試験では、7回位受けて受からない人はずっと受からない、と言われていました。毎年新しく優秀な人が参入してくるので、東大法学部だけでも450人位が新規に参入してくれば、合格者数450人時代だといつまでも合格できないでしょう。

ある人は現役であっさり合格するのに、別の人はなぜ何年も余分に一生懸命勉強しても合格できないのでしょう? それは一つには心理的限界を自分で作っている場合があります。

自分は頭が良くない、この大学は無理、この高校は無理、東大に入るのは特別な才能に恵まれた人で、普通の人には無理等と信じていたら、いくら頑張っても成績が伸びない勉強法ばかりやって実際に成績が伸びません。

そういう場合はその考え方をまず変える必要があります。この大学には入れて当然、この高校に合格するのは当たり前、最低でも合格、最高でも合格、という精神状態になれればどんな大学、高校でも合格できるようになります。

そのような考え方は、親や先生から教わることも多いです。子供の頃、12歳位までは、自分の頭で考えず、親や教師のいうことをそのままうのみに信じてしまいます。

すると、親が、東大に入るのは特別な人だけだ、普通の人は努力しても入れない、と子供に言った場合、子供は自分が特別な人と思えなければ、東大には入れない、と信じてしまいます。そして、その信念を証明するように成績が伸びない勉強法をしてしまい、いつまでも東京大学に入れるレベルには行けません。

そのような仕組で、いくら頑張っても東京大学や京都大学のような一流大学に入れない生徒さんたちが再生産されています。

それは非常に不幸なことです。そうした間違った呪縛を断ち切り、筑駒でも、灘でも、東大でもハーバード大学でも入れる自信をつけ、一気に成績を伸ばしたい人は以下をご覧下さい。

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