やる気を出すには燃えるような願望を持つ

ナポレオン・ヒル博士の本には、成功するためには、明確で燃えるような願望を持つこと、エンスージアズム(熱狂)を持つことが重要であることが書かれています。

しかし、最近の中高校生はあまり燃えるものがなく、とても淡白であっさりしているように見えます。目標を立て、そこに向かって何が何でも頑張る、という執念のようなものがあまり感じられません。

1970年くらいまでは食べるものも十分なくて子供達はいつもお腹をすかせていたものです。それが1980年代のジャパンアズNo1のバブルの時代に働きすぎはよくない、というような風潮が出てきて、ひたすらエコノミックアニマルのように働くのではなく、文化的にも成熟した社会にしよう、というような動きも出てきました。

いわゆるモーレツ社員から人間らしい文化的な生活に戻ろうというわけです。これはあまりに儲けすぎてアメリカから文句を言われたこともあったと思いますが。中曽根康弘首相の時代にはアメリカに言われて国家予算を使ってアメリカ製品を買っていました。私のいた国立研究所でも10億円位補正予算が回ってきて、アメリカの製品を購入していました。

それほどバブルの時代は日本は貿易黒字が膨れ上がっていたわけです。しかしながらその繁栄は長くは続かず、急激な円高となり、その後バブルが崩壊し、さらには、世界の工場の地位は中国や東南アジアに奪われ、日本は今や非常に危機的な状況にあります。それは上海や韓国、台湾に行けば肌で感じられるでしょう。それらの国には活気がありますが、日本だけが落ち込んでいる状況です。

そのような状況になれば本来、ハングリーな状態なので、やる気を出すしかないのですが、バブル期に蓄えた資産でニートやフリーターを養えるので今の若い世代までは何とかやっていけるため真の危機感を感じていないのでしょう。

しかし、今の若い世代が40代、50代になれば、日本の財政はますます苦しくなり、年収200万円台の時代になる可能性が高いです。食べていくのがやっと、という程度の収入になってしまいます。そうなって初めてこれではまずい、と気付いても遅いです。

そうならないためにも、中学生、高校生が全力で勉強して中国や韓国、台湾の世界制覇を狙って全力で頑張っている人達と互角かそれ以上に渡り合えるように実力をつける必要があります。もちろん、アメリカやヨーロッパの優秀な学生や若い人にも勝てる位の実力をつける必要があります。それは十分可能です。

日本を救うために、全力で、燃えるような情熱を持って勉強に打ち込む人が出てくればいいのですが。そういう人が増えることで日本は確実によくなるはずです。

燃えるような情熱を持って勉強するには以下の教材が約に立ちます。

 
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