やれば勉強ができるのはわかっているけど、そこまでしたくない

1日18時間勉強すれば1年で早稲田大学に合格できる、というのはわかった。でも、たかが早稲田に入るのに、1年間1日18時間も勉強したくない、という人もいると思います。

つまり、いい大学に入るのにそこまでしたくはない、ということです。

こういう人も多いと思います。

親が、いい大学に入って、いい企業に入れば、安定したいい人生が遅れる、というのを頭では理解できても、実際にやるとなると、ゲームも止めなければならないし、インターネットやTV、映画鑑賞、彼女とのデートなどもできなくなるなどの今の快適なことを止める必要があります。

そんな快適なことを止めてまで大学受験の勉強をする意味があるのか?大学合格や、いい人生なんかにはそんなに意味は無い、それよりも今を楽しむ方が大切、という考えの人もいるでしょう。

これは、勉強と今の快楽のどちらが重要か?という問題です。

今の快楽を取るか、将来のいい人生を取るか?なのですが、多くの人は、そこまでしたくない、ということで、今の快楽を選ぶと思います。

快楽はモチベーションを殺す、という言葉があります。今が快適であればあるほど、やる気がでなくなり、現状維持で満足してしまいます。

そういう状況から飛び出すには、今の状態を不快なものにすればよいです。

今の状態を不愉快な未来と結びつけるということです。

このまま行って、三流大学に入り、指定校制度のために、一流企業に入れず、ブラック企業に就職し、体を壊して退職し、中途入社したらまたブラック企業だった。それで企業を転々としても給料は増えず、むしろどんどん減って行くばかり。

それに対して一流大学に入った友人達は、大企業に入って、高給をもらいボーナスで家族で海外旅行し、美男、美女で家柄のいい人と結婚し、子供も優秀で幸せだ。

それにひきかえ、私は・・・
というような未来を考えてみます。そうすると今のままでは将来すごい痛みを感じることがわかると思います。

そうやって、今の快適な状態を不快な状態にすることで、そこまでしたくない、と言う気持ちを変えることができます。

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