サークル(部活)、恋愛と勉強の両立

東京大学(東大)の文科I類(法学部)、理科III類(医学部進学課程)等のトップクラスの大学、学部に入学する人はサークルや恋愛、課外活動などをさぼってひたすら勉強していた人なのだろうか?

全く無趣味で勉強だけに全てをかけていたのだろうか?

私の知っている東大入試オープン1位の灘高出身者はパズルや推理小説が趣味と言っていた。

同じく東大入試オープン2位で医学部に行った先輩は卓球を高校の時も続けていた。

私のサークルには法学部の同級生も多かったが高校の時に皆卓球部を続けていた。

つまり、運動サークルと受験勉強はやり方次第で両立する。

下の教材を購入した高校生も、2カ月で全校45番から3番になり、その後全校トップを維持しているが、彼は陸上の県大会で入賞し、恋愛でも理想の彼女とつきあっている。

つまり、天は2物を与えず、というが、実際には3物も4物も与えられている人は存在する。

サークルをやれば一流大学に入れない、恋愛をしていては受験で合格できない、等というのは全くのデマ、都市伝説と考えていい。

実際、今年の東大卓球部は関東学生リーグの2部に春昇格し、秋のリーグ戦は最下位だったが、入れ替え戦で勝って2部に残留している。

関東学生リーグの2部と言えばインターハイのトップクラスが推薦でスカウトされる大学がほとんどで、推薦枠の無いのは東大だけだ。

そして、さらに東大の選手が全国大学選手権にも関東の予選を勝ち抜いて出場する。これは数十年ぶりと言う。その選手は2部の選手にも勝ち越している。

つまり、東大であってもプロのような運動部の選手にも勝てるということだ。

しかし、もちろん、サークルをやるということはそれだけ勉強時間が短くなるので、短時間で効率よく勉強する工夫は必要だし、隙間時間、細切れ時間の活用、授業の有効活用等が必要だ。また、運動部で世界チャンピオンを本気で狙うのであれば、東大、京大等を狙うのは難しい可能性もある。

どちらを優先するか決めて、受験で東大理科III類を目指すのであれば、スポーツは趣味と割り切って健康維持程度にやるのがよいと思う。その代り、勉強は修羅のように徹底的にやる。

逆にスポーツで世界選手権を目指すのであれば、勉強は授業だけでテストである程度の点数が取れるようにして卒業と大学の推薦入試に合格できる程度にやるというやり方もある。

要はどちらを優先するか、明確にすればやり方は自然にわかってくるということだろう。

コメントを残す

ページトップへ