テスト前に体調を崩すのは気合いが足りない

私はある難関資格試験を受験していたのですが、受験生の中には、毎年冬に風邪を引いて、実力が伸び悩み、なかなか合格できない人がいました。

その人は、何とか風邪をひかなくなるようにと工夫して、水泳をすることで風邪を引かないようになり、風邪をひかなかった冬の翌年の試験に合格しました。

受験をしていて、毎年のように風邪を引いて実力を出し切れずに不合格になる、という受験生も難関資格試験には相当数います。そして、風邪を引いたり体調を崩したりして毎年不合格になるわけです。

いくら偶然とはいえ、毎年風邪をひく、というのはもはや偶然とは言えずある種の必然ではないでしょうか?

もし、必然とすれば、なぜ、毎年風邪を引いて不合格になる人と、絶好調で猛勉強してさくっと短期合格する人がいるのでしょう?この2種類の人の違いはどこにあるのでしょうか?

月並みですが、私は気合いの違いと考えます。

風邪を引いたり、体調を崩す、という人は本当には全力をかけていないのではないかと疑ってます。つまり、緊張感が足りないから病気になるわけです。

死にもの狂いの緊張感があれば、普通は病気にならないと思います。気の緩み、いつか受かればいいや、という人と、命がけで今年は何が何でも絶対に合格する、合格しかない、という強い気持ちを持つ人とでは、後者の方が気持ちで勝っています。その精神状態の差が、病気になって実力を発揮できない人と、最高の能力を発揮して合格できる人を分けているような気がしています。

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