ホームレスからハーバード大学 リズ・マレー

エリザベス・マレー(リズ・マレー)は、ニューヨークのサウスブロンクスのハーバードアベニューで生まれました。貧しい家庭が多い中でもひときわ貧しく、月収は生活保護の300ドルのみ。麻薬中毒の両親に育てられたため、そのお金もほとんど麻薬に消えて行き、食事は水道水を入れたコーンフレーク。風呂は排水管が詰まったままで1カ月も同じ服を着て、同級生からは、臭い、と嫌われていました。

そんななか、母親が麻薬中毒で施設に送られ、父親は2人も育てられないと、妹のリズを養護施設に送り込みます。そこでも壮絶ないじめを受けるのですが、数か月後、母親が施設から戻り、リズの身元引受人をしてくれたおかげで母親との生活が始まります。

ところが、しばらくして、母親のエイズが発覚します。そしてしばらくの後、母親が亡くなります。リズはまた1人ぼっちになり、24時間走っている地下鉄の中で寝泊まりする生活を半年続けます。

そうこうしているうちに、母親との約束、学校には行ってね。あなたの可能性をつぶさないように。という言葉を思い出し、地元の高校に入学を志望します。しかし、募集時期が終わっており、来年来てくれ、と言われます。それでも粘ってエッセイを書いて渡したところ、ペリー先生が入学できるようにしてくれました。

そして本来4年間かかる高校を2年間で卒業し、ハーバード大学に入学します。頑張ればホームレスでも世界最高の大学に行って成功できる、というアメリカン・ドリームを地で行くストーリーです。

 

 

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かなり前に映画になったエリザベス・マレーの動画のフルバージョンがあったのでアップしていたのですが、著作権問題で削除されてしまいました。

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