ロンドンオリンピック 金メダルと銀メダル

今回のロンドンオリンピックでは銀メダルが異常に多い。

昨日の時点では以下の通り。

【現在の日本のメダル獲得数】

金:2枚 銀:12枚 銅:13枚
つまり、2位、3位が1位に比べてものすごく多い。
これは何を意味するのだろう?
日本人が勝負弱くなった?
そのとおりだろう。柔道は松本薫選手以外は金メダルを取れなかった。あまりにも情けない。
松本薫選手は必死の形相で鬼気迫る迫力があった。他の選手にそうした迫力はあっただろうか?
これは試験勉強でも同じである。必死の気持ちで集中してやればものすごく実力がつく。しかし、気楽な気持ちでやっていたのでは限界がある。日本一のレベルを目指すのであれば、必死でやる必要がある。常に限界に挑戦する強い気持ちが必要だ。
今回のオリンピックのコーチングはそのあたりがまだ甘かったのかもしれない。鬼気迫るレベルのコーチングができていなかったのではなかろうか?もちろん、世界一を目指さず、ある程度で満足できるのなら銀メダルでもいいのだろうが。
しかし、バドミントンで、2位になった選手が笑顔でプレーし、優勝した中国ペアは必死の形相でプレーしていたとしたら、どちらがいいのだろう?私は先輩からは試合中は歯を見せるな、と教わった。試合中に笑っても勝てるならいい。しかし、負けるなら歯を見せるよりも松本薫選手のように必死の形相で食らいつくのが本気で勝負している相手への礼儀ではなかろうか?楽しみながら必死でやっている相手と戦うというのはある意味失礼な気もする。
成功者の中には、自己啓発セミナーに行く人を、ぬるい人、と表現して嫌う人もいた。つまり、自己啓発でやる気を出させるセミナーに行くと言うレベルではまだ必死の気持ちになれていないということなのだろう。本気を出せていないから行くわけだから。成功者はどん底から必死の思いで這い上がっている。その気持ちは自己啓発セミナーに行ってダンスをしたり、ハイタッチやハグをやっているのとは、必死さのレベルが違うような気がする。
もっと強い気持ちを持って必死で頑張れば、楽しみながらやるよりももっと高みに登れる。それが金メダルにつながるのではなかろうか?どこまでを目指すかはその人によるのだろうが、勉強でも自分の限界を見極める位の根性でやれば日本でもトップ10に入れるだろう。【金メダル獲得選手】
◆体操 男子 個人総合
内村 航平選手

◆柔道 女子 57kg級
松本 薫選手【銀メダル獲得選手】
◆フェンシング 男子 フルーレ団体
太田 雄貴選手、千田 健太選手、淡路 卓選手、三宅 諒選手
◆体操 男子 種目別床運動
内村 航平選手
◆バドミントン 女子 ダブルス
藤井 瑞希選手、垣岩 令佳選手
◆競泳 男子 400mメドレーリレー
藤井 拓郎選手、入江 陵介選手、北島 康介選手、松田 丈志選手
◆アーチェリー 男子 個人
古川 高晴選手
◆柔道 女子 78kg超級
杉本 美香選手
◆競泳 男子 200m背泳ぎ
入江 陵介選手
◆競泳 女子 200m平泳ぎ
鈴木 聡美選手
◆柔道 男子 73kg級
中矢 力選手
◆体操 男子 団体総合
内村 航平選手、田中 和仁選手、山室 光史選手、田中 佑典選手、加藤 凌平選手
◆柔道 男子 60kg級
平岡 拓晃選手
◆重量挙げ 女子 48kg級
三宅 宏実選手

【銅メダル獲得選手】
◆陸上 男子 ハンマー投げ
室伏 広治選手
◆競泳 女子 400mメドレーリレー
上田 春佳選手、寺川 綾選手、鈴木 聡美選手、加藤 ゆか選手
◆柔道 男子 90kg級
西山 将士選手
◆競泳 男子 200m平泳ぎ
立石 諒選手
◆競泳 女子 200mバタフライ
星 奈津美選手
◆柔道 女子 63kg級
上野 順恵選手
◆競泳 男子 200mバタフライ
松田 丈志選手
◆競泳 女子 100m平泳ぎ
鈴木 聡美選手
◆競泳 女子 100m背泳ぎ
寺川 綾選手
◆競泳 男子 100m背泳ぎ
入江 陵介選手
◆柔道 男子 66kg級
海老沼 匡選手
◆アーチェリー 女子 団体
早川 漣選手、蟹江 美貴選手、川中 香緒里選手
◆競泳 男子 400m個人メドレー
萩野 公介選手

コメントを残す

ページトップへ