京都大学や東京大学に3浪以上で入って就職はあるか?

東大や京大、あるいは早稲田大学、慶応大学等に3浪、4浪などして入る学生もある程度います。しかし、こういう人達は就職で苦労しますし、就職できたとしても、同じ歳の会社員は3年、4年先輩で職位も1つ上に行っていると思われます。すると絶対に抜けない立場になり、同年齢の人に使われる状態になります。

それが続くとよほど頑張ってものすごい大手柄でも立てない限り、逆転は不可能で、いつまでも下の職位に甘んじ、いずれは、出世コースから外されて、窓際族になる可能性が非常に高いです。

そういう意味で言えば、学歴を活かして大企業に就職することを期待して一流大学に入るなら、浪人、留年合わせて2年までにしておくのが無難です。

会社に就職するのではなく、例えば、弁護士、公認会計士、司法書士等の資格業に行きたい人や、医師になりたい人、研究者として博士を取って海外で武者修行して教授になりたい人、などは何歳で大学に入ってもよいと思います。それと独立自営、つまり起業を考えている人もよいでしょう。

生きて行くだけなら、最悪でも、東大、京大クラスなら家庭教師や塾講師で食べて行くことも可能です。

ただ、多浪の場合は、大企業に入り、学歴を活かして楽して出世したいなら、1浪まで、最悪で2浪までと考えておいた方がよいでしょう。2浪した場合、大学院修了生と同じになるので、その時点でもかなり不利な面もありますから、一流大学に入るにしてもできれば1浪までで入れるようにするべきでしょう。

東大からの人、東大までの人、という言葉がありますが、東大に入ったから、と天狗になっていると、東大まで(がピーク)の人になってしまい、就職試験に苦労したりします。そういう意味で、一流大学に入ってもそれなりの努力は続けて行くことが必要です。周りもあまりおだてすぎないのがよいでしょう。

 

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