勉強しなければ、とわかっているのにできない理由

将来、高給をもらって安定した生活をするためには、できるだけいい大学に入るのがいい、そして、そのためには、今勉強すればいい、ということは頭ではわかっているけど、なぜか、勉強ができない、始められない、というジレンマを抱えている生徒さんも多いと思います。

勉強ができるようになったらいい、とは思っている、東大に入れたらいいな、とは思っているけど、勉強が手につかない、あまり集中して長時間勉強できない、という状態です。

なぜ、こうしたい、だけどできない、という状態が生まれるのでしょうか?

勉強できるようになりたい、でも、できない、というのは苦しいですね。

恋人に、告白したい、でも、できない、ということで悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

告白したいのに告白できないのはなぜでしょう?

この理由は人によりさまざまですが、こういうケースも多いと思います。

好きだから告白したい、でも、告白することで嫌われたくないので告白できない、というケースです。

どちらも理由は好きだから、です。好きという感情が大事だから、告白したいけどできない、というジレンマに陥っています。

では、勉強ができるようになりたいけど、勉強できない、という場合、どういう価値観を求めているのでしょうか?

勉強ができるようになりたい、というのは、先生や友人に認められたい、褒められたい、自分ができる人間だと思いたい、という感情でしょう。

逆に勉強できない、というのは、一生懸命勉強して成績が上がらなかったら自分はできない人間だということを証明してしまう、だから自信を失いたくないから勉強できない、ということではないかと思うのです。

つまり、どちらも欲しいのは自信です。

そうとすれば、どうすればいいのでしょう?

勉強したら成績が上がるので自信がつきます。勉強しなければ、勉強しなくてもこれだけの成績が取れる俺は(私は)頭がいい、と自信を持てます。

つまり、どちらでもいいことになります。

それに気づけば、必要以上に苦しむ必要がなくなります。勉強してもしなくても自信が得られることに気づくからです。

それに気づくことで勉強ができるようになる場合もあります。

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