勉強し過ぎたら体を壊す?脳に障害が起こる?
- 2015年12月15日
- カテゴリ:未分類
勉強し過ぎて体を壊す、ということはあるのでしょうか?
スポーツでは確かにやり過ぎて疲労骨折したり、ひざやひじを壊したり、腰痛を持っていたりします。
しかし、勉強のやり過ぎで脳が壊れたりすることがあるのでしょうか?
私はそれはないと思います。自分の気がふれるほど勉強できるとは思えないからです。
もちろん、山口真由さんは1日19時間半勉強していたら、途中から、蛍の光、窓の雪、の歌が頭の中で流れるようになった、と書いてありましたから、1日19時間も勉強したらそうなるのかも知れません。
しかし、通常はそうした幻聴が問題になるほど勉強する人はいないでしょう。
脳以外の部分に故障が出るとすれば、それはおそらく勉強のためではないでしょう。勉強が大嫌いなのに無理矢理勉強しているストレスによるものだと思います。
勉強が大好きであれば、勉強していて体を壊すことはおそらくないと思います。嫌なことを無理にやっていれば体を壊すことはあるでしょう。しかし、大好きなことをやりすぎて体を壊すことは普通は有りません。
つまり、勉強し過ぎて体を壊す人がいるとすれば、本当は嫌でたまらないけれど無理して勉強しているから、ということだと思います。
そういう人は、勉強を好きになる努力をすれば確実に成績が伸びるでしょう。
私の教材でも、勉強を好きになることを勧めています。
もちろん、中には、好きなマラソンをやり過ぎて足や膝を痛める人、バレーボールで腰を痛める人、野球で肩やひじを壊す人など故障が起こるケースはあるでしょう。
しかし、こと勉強に関しては、勉強し過ぎて、その後勉強すると頭痛がするようになった、とか、勉強し過ぎて頭が狂った、というような症状は聴いたことがありません。
そういう意味では勉強をし過ぎて脳に障害が起こることはないのではないかと思います。それ以前に、山口真由さんのように、幻聴が聞こえてくるので、その段階で辞めればいいと思います。
難関資格試験の勉強では1日15時間勉強して吐き気がするのは当たり前の世界です。そのレベルでやっていても体を壊したり、脳がおかしくなったりした人は聞いたことがありません。
勉強し過ぎて体を壊した、という人は単に嫌いなものを無理やりやっていたから、脳が限界を超えて障害を起こす前に体が拒否反応を起こしたのだと思います。好きであれば、限界ぎりぎりまで勉強でき、幻聴等の脳に関する現象が現れるはずですから。