勉強をやる前から失敗したらどうしよう?と考えてしまう生徒さん

効率のよい勉強方法を教えても、これをやってうまく行かなかったらどうしよう?と心配になり、なかなか行動できない人もいるようです。

そういう場合は、心配の原因を全部書き出してみるとよいです。

あらゆる心配を全部書き出します。

そしてそれを1つ1つ検討していきます。

例えば、大学受験に全部落ちる、とします。そしたら何が問題でしょうか?命まで取られるわけではありません。

どうしても合格したければまた翌年挑戦すればいいだけです。そして翌年がダメならさらに翌年挑戦すればいいだけです。

ただそれだけのことでしょう。

もちろん、大学に入るのに適齢期はあります。通常は2浪までが限度でしょう。

それ以上になるとせっかくいい大学に入っても学歴を十分活用することが難しくなります。

例えば、2浪であっても、現役生の大学院修士課程を出た人と2年の差がつきます。すると、2浪で会社に入ると、同期に大学院卒の人間がいて、すでに給料にある程度の差が付きます。そしてその後の出世も修士修了の方が有利になります。

これが3浪以上になると、3年以上前に入社した同い年の先輩がいるわけです。そしてそういう人の中にはある程度リーダー的になっている人もいるでしょう。すると、自分は新入社員で同じ年の先輩社員はすでにリーダーとして活躍しているという状況になります。

そして、自分が3年以上遅れているので一生懸命頑張っていい仕事をしても、そのリーダーがさらに出世して行きます。自分も少しは出世するでしょうが、それ以上に先輩のリーダーの方がどんどん出世して行きます。

そういう状況に追い込まれます。

さらに言えば5浪、10浪して例えば、東大や京大に合格しても学歴のメリットはほとんど受けることはできないでしょう。まず会社に入ることが非常に難しくなります。5浪、10浪の東大卒を雇うよりも、現役、1浪の日東駒専やMARCHを雇った方がよほど使えるでしょう。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、そういう意味では何年もかかって浪人して一流大学を目指すのはあまりメリットがありません。

それよりも、早めに入れる大学に入り、大学院でリベンジすることを考えた方が利口な気がします。

しかし、それでもどうしても一流大学に入りたい、というのであれば、私の家庭教師を受けてみるのもいいと思います。そうすれば東大に入るというのがどういうことかわかるようになります。家庭教師とコーチングの両方を行いますので最も効率よく成績を上げることができます。

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