受験と人生の成功、幸せ
- 2016年11月12日
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いい高校、いい大学、いい会社に入るために、勉強する、というのは何も間違っていないと思います。
ただ、前提としては、いいサラリーマンになる、つまり、他人に雇われて一定時間働く代わりにお金をもらう、つまり、自分の時間を売ってお金をもらう生き方をするとすれば、それがベスト、というわけです。
しかし、例えば、小説家になって、本を書いて生活する、スポーツ選手として成功する、音楽家として成功する、マンガ家として成功する、プログラマーとして成功する、美容師として成功する、整体師として成功する、弁護士として成功する、公認会計士として成功する、医師や歯科医師として開業する、等の場合は必ずしも一般でいいと言われている大学に行く必要はありません。
スポーツ選手として優勝を目指すのであれば、その競技の名門高校や大学、企業に入るのがよく、それは必ずしも一流大学ではないはずです。例えば、マラソンで優勝したいなら、東大に行くよりも、山梨大学や東洋大学のように駅伝の強い大学に入るのも一つの選択肢でしょう。あるいは実業団でマラソンのいい監督がいるところに行くのもいいでしょう。
漫画家になりたいのであれば、大学と言っても、京都精華大学のマンガ学部に行ったり、アニメーション学院のような専門学校に行くのが近道だと思います。もちろん、東大に入り、公務員になったり、会社員をやりながらマンガを書く、という道もありますが。
それは本人がどちらがより情熱を持てるか?で選択すればいいと思います。
人は自分の価値観に合ったものにしか情熱を持って頑張れません。大学よりも専門学校に行って専門分野で人生をかけて勝負したい、大学に行って保険をかけるのは嫌だ、と思っているのであれば、大学ではなく専門学校に行った方が全力を出せる人もいるでしょう。
昔は、公務員やサラリーマン、教師になるしか現金収入を得る方法はありませんでした。もちろん、自営業で商売する手はありましたが。
しかし、今はお金を稼ぐ方法はいろいろあります。
ブログを書くだけで月500万円稼ぐ人も複数います。
メールマガジンを1通配信するだけで、数万円~数百万円稼ぐ人もいます。
フェイスブックとブログを組み合わせて1人で年間5億円稼ぐ人もいます。
つまり、今は学歴をつけて、大企業に入る以外にも巨額の現金を得る方法が無数にあります。
そういう意味では、勉強して高学歴になり、一流企業に入って、課長、部長と昇進して、定年後はのんびり、という人生モデル以外の生き方も可能になりました。
昔は、飢え死にする人もいましたが、今の日本では飢え死にすることは普通ではありえません。生活保護もありますから。
そういう意味で、最低限の生活は今の日本では可能です。
だとすれば、勉強することだけが成功する道ではありません。起業して、人間力で営業して、会社を上場させれば、数十億円、数百億円の資産を築くことも可能でしょう。
だから、どうしても勉強が嫌い、というのであれば、自分の得意なことをとことん磨いて、それで勝負すればいいと思います。
とはいえ、一番安全確実なのが勉強であることも事実です。勉強して公務員になれば定年まで安泰ですし、老後の年金も無くなる心配もありません。
そういう安全な人生を生きるか、あるいは、波乱万丈、ごはんも満足に食べられない赤貧時代があったり、巨額の借金を背負うリスクがあっても起業して億万長者を目指すか、はその人の価値観次第でしょう。
東大やハーバード大学等の一流大学に入り、起業してうまく行けば大学を中退して会社を上場する、という、ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグ、ホリエモンのような生き方もあるでしょう。
つまり、勉強して一流大学に入り、起業して株式上場し、数百億~数兆円の資産を築く、という方法もあります。
あなたはどの人生を選びますか?