受験勉強して一流大学に入る真の目的は?

親は子供に対して、勉強しなさい、と言います。では、その目的は一体何なのでしょうか?

よく聞くのは、一流大学に入って、一流企業に入れば一生安泰、というものでした。

しかし、最近では、一流大学に入ったからと言って一流企業に入れるとは限りません。また、一流企業に入れても会社を合わずに辞めてしまう人もいますし、一流企業自体が業績不振でリストラしたり、合併や買収されるケースもあり、必ずしも将来が保証されるわけではありません。

公務員になれば一生が保証されますが、その分給料は決まっていて、いくら業績を上げても給料やボーナスに反映されません。

では、親としては、子供がどうなることを望んでいるのでしょうか?受験生はそのあたりを親に突っ込んで聞いてみればいいと思います。お父さんは僕に勉強して偉い人になって欲しいと思っているの?とかです。

おそらく親は、特にこうなって欲しい、という具体的な成功のイメージは持ってないと思います。

例えば、お前には、弁護士になって将来年収億を稼いで弁護士会の会長にもなって欲しい、とか、東大教授になって欲しい、官僚になって局長や事務次官になって欲しい、国会議員になって欲しい、などという具体的な目標を持っている人はおそらく少数ではないかと思います。

ですから、具体的な人生は受験生が自分で決める必要があります。

ところが、親がお金が無い場合は、医学部だけは止めてくれ、などということがあります。私立大学の医学部に行くと学費が年間で1000万円かかるところもあり、初年度の寄付金も同じかそれ以上必要なところもあります。

ですから、普通のサラリーマンの家庭では私立大学医学部の学費が払えないので、医学部は止めてくれ、という親もいそうです。

しかし、それなら学費の安い国公立大学に行けばいいですし、自治医科大学や防衛医科大学等なら学費無料とか、給料がもらえたりします。

ですから、受験生としては、自分の行きたい進路に行けばいいと思います。

もっとも、インド哲学とか、非常にマイナーな学科に行ってしまうと、就職に苦労するので、そのあたりの情報は集めて置いた方がよいでしょう。

もちろん、学者になるというのであれば、マイナーな学科に行くのもアリです。ほとんどの人がやりたくないような研究テーマであれば簡単に日本一になれるので教授になりやすいからです。

あるいは、公務員しか行先の無いような、例えば、林学科とか、土壌学研究室のようなところは、公務員になれれば派閥が大きいので成功しやすい、というメリットがあります。

人生万事塞翁が馬、と言います。どんなに悪いことが起きても、実はそれはツイテルことだったりする、ということです。

そういう意味では、第一志望の一流大学に入れても、大一志望に落ちて2流、3流、Fランと言われる大学に入っても、そこでツイテルことが起きるかも知れません。

ですから、随所に主となり、どんなに恵まれても、恵まれなくても、全力を出し切って努力をし続ければ、どこかで大成功するでしょう。

ですから、親が何を言おうと、自分の具体的な夢をイメージし、全力で勉強するのがよいと思います。

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