受験生は受験勉強だけをすればよいか?

受験生であるにもかかわらず、恋愛やスポーツ、芸術、宗教等に凝って、受験勉強そっちのけでそれらを考える時間を長時間取る人がいます。

しかし、それらは合格すればいくらでも時間を取れることです。わざわざ受験生時代にやらなければならないことではないと思います。

長い人生の中で1年間位勉強だけに全力を集中してみても何も問題はないと思われます。実際、1日18~20時間受験勉強し続けても病気になったり、気がふれたりすることはありません。受験勉強に集中することに何の問題もありません。

司法試験等の難関資格試験では、5年10年はざらで、20年、30年受験生を続けている人もいると思われます。

しかし、現役で合格する人もいます。これは集中の度合いが違うのも一つの原因でしょう。だらだら長期間受験生をやる意味は全くありません。苦労することで弱者の気持ちがわかるようになる、というのはあるかも知れませんが、現役合格しても弱者の気持ちをわかろうと思えば理解できます。

資格試験の塾の講師になるには、短期合格者は向いてない、という考えもあります。ギリギリ最低限の知識で短期合格した場合、他人に教えられるまでには知識が塾生せず、短期記憶に頼って合格したような場合もあるからです。そういう人よりは、基本書を読んだりして、多少回り道をして余分な知識も持っている人の方が知識に深みがあり、より多くの質問に答えられるから、という面はあると思います。

しかし、5年で合格した人と、2年の勉強で合格した人がいたら、受験生としては、2年で合格した人から習いたいと思う人の方が多いでしょう。

受験勉強に集中して現役で合格できれば、好きなだけ恋愛もスポーツも芸術も宗教もやれるでしょう。東大に入って芸能プロダクションを作ろうとしていた人もいました。東大に入ってバンドを組んで音楽活動をする人もかなり多いです。

つまり、大学に合格すればあとは好きなことがやれます。 しかし、もし、受験勉強以外のことに時間を多く使って、浪人する羽目になれば、浪人時代はもっと勉強する必要が出てきますから、非常に中途半端な状態になると思います。

浪人生の時代は、当然、好きなことを好きなだけやるわけにはいかないでしょう。 やはり、何か目標を達成するとすれば、一度に1つのことだけに集中する方が圧倒的に効率がよいです。

野球選手のイチローが勉強も大事だから、とバッティング練習を休んで受験勉強する意味があるでしょうか?あるいは、医学部に入りたいのに、哲学が好きだからと一生懸命入試に出ない倫理社会を勉強するのがよいのでしょうか?

効率から考えたら、入試に出る科目、入試に出るところを重点的に勉強するべきでしょう。そういう意味では過去問は徹底的に攻略し、過去問の類題は全て解けるようにしておくべきです。

それらが全部終わって合格確実圏に入ったら少しは趣味の勉強をしてもよいですが、まずは合格可能圏、そして合格確実圏に入ることを最優先するのが受験生にとって最もふさわしい目標だと思います。

つまり、受験生であれば、受験の合格に全てをかける生活をするのが一番合理的で効率的だと思いますし、それをやることで受験勉強が楽しくなってきます。

そして現役合格できればかなりの親孝行になります。1年間浪人すれば予備校代だけでもボーナス1回分以上の費用がかかるでしょう。それが節約できます。国公立大学に入ればさらに親孝行と言えるでしょう。

とはいえ、頭ではわかっているけど、なぜか、勉強に集中できない、やる気が出ない、という受験生も多いと思います。 そういう人は以下から無料メルマガに登録すれば、勉強のやる気を出して、成績を伸ばし続ける秘訣を知ることができます。

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