学校の教科書を中心にやるか、参考書を主体に勉強するか?

小中学校までであれば、学校の教科書中心にやっていっても満点が取れると思います。

高校ではどうでしょうか?

私の友人は、チャート式数学を徹底的にやって全国で10位以内に入っていました。チャート式数学は基礎からのシリーズ(青チャート)と、赤チャートがあり、彼は主に青チャートをやっていたようです。

また、先輩で全国模試で3位に入った先輩は、英文法の500頁位の参考書をボロボロになるまで繰り返し勉強していました。

そういうのを見ていたため、学校の教科書だけでは全国でトップクラスには行けないのではないか?という印象を持っています。

しかし、東大首席弁護士の山口真由さんの本を読んだら、彼女は高校でも教科書中心で好成績をあげ、東大にも入ったそうです。

ですから、高校でも高校のテキストを徹底的にやれば、東大にも合格できる、ということなのでしょう。

と言っても、彼女の場合は、筑波大付属高校だったので、授業のレベルも高く、プリントや宿題もハイレベルのものが出るので教科書だけで十分だったのかも知れません。彼女は塾も予備校も行かず、学校と教科書だけで東大法学部に合格しています。

私は中学時代は教科書重視で、あとは学校から配布された問題集位で、参考書は使っていませんでした。それでも学校でトップになることもあったので、中学では学校の教科書中心でも十分というのはうなづけます。

しかし、高校以上になると学校のレベルによっては教科書のレベルが低く、教科書だけでは大学受験に太刀打ちできないところもあるのでは?という気がしています。

とはいえ、教科書は基本中の基本なので、教科書を徹底的にやり、小さな問題も全部完全にマスターできればかなりのレベルまで行けるように思います。

私の友人のように、分厚いチャート式数学をコツコツやっても全国でトップクラスになれますし、学校の教科書を中心にやっても全国トップになれる人もいるでしょう。

自分でやってみて、自分に合っていると思う方をやればいいと思います。そして、途中でこれでは無理かな、と思えば、別のやり方を試してみて、うまく行けば変更すればよいと思われます。

教科書と参考書のどちらを主体にするか、一応決めておいた方がよいでしょう。

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