弁護士の平均年収

弁護士の平均年収は、平成17年には2097万円でしたが、その翌年から急激に下がり、平成24年では平均年収は、642万円だそうです。

http://nensyu-labo.com/sikaku_bengosi.htm

日本人の平均年収が約400万円ですから、それに比べれば悪くはないものの、タクシー運転手並み、と言えなくもありません。

法科大学院や受験予備校に高いお金をかけて苦労して弁護士になったものの、その程度の年収であれば、普通に会社員になり、課長になれば年収800万~1500万円(業種や会社によります)ですから、平均的な弁護士になるよりも会社員や公務員の方が収入が多い人が多いことになります。

とはいえ、上の統計は男女全部の統計で、男女別にすると、男性は年収807万円、女性は年収474万円なので、男性は会社の課長位には稼いでいるようです。それに自営業であれば、税金面で経費が使えますから、サラリーマン課長よりはいい暮らしができるかも知れません。

しかし、弁護士登録後、即独立する、いわゆる即独弁護士の場合はかなり厳しく、年収で200万円台、というのがかなり前の週刊誌に出たりしてました。

そういう意味では平均的な弁護士になってもあまり稼げない、とは言えそうです。

その一方で、弁護士で年収1億円以上稼いでいる人は100人以上いるようです。弁護士は昔は5000人でしたが、今は3万人位います。3万人中100人が1億円を超える収入を得ているのはすごいことだと思います。社員数1万人の大企業でも年収1億を超える人は数人いればいい方でしょうから、300人に1人が億を稼げる職業はそうないと思います。

私の聞いた話でもある先生は年収10億、ある先生は年収5億等というのが弁護士の世界では普通にあるようです。つまり、弁護士はものすごく稼げるけど、それは一部のトップ弁護士で、平均的な弁護士は必ずしも左団扇、とは行かないようです。しかし、自信があれば、年収1億を超える弁護士を目指すのもよいと思います。

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