感動によってやる気を出させる方法
- 2012年09月02日
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木下晴弘さんという、元浜学園の講師がいる。彼は、灘中・灘高等関西の名門高校中心に多数の合格者を輩出した名物先生だ。
彼の本によると、子供は感動すると頑張るようになるという。
例えば、東京逓信工業の話をする。子供は誰もその名前を知らない。そして何度も倒産の危機に瀕し、さらに１０年後には会社の名前を変えようとする。その理由は、世界に通用しないからだという。今にも倒産しそうな会社が世界に通用する名前に変更してもそれまでのブランド名が使えなくなるので、逆に不利になるというのが普通だろう。
しかし、その会社は今やソニーという名前で世界のトップ企業になっている、と言うそうだ。
その話を聞いた小学生は、帰ってから、僕は将来のソニーになる、と言って猛勉強を始めたという。お母さんは何だか気味が悪い、と言っていたが、それでいいと思う。
人を感動させ、勇気づける話は人のやる気を引き出す。息子さん、娘さんが勉強をやる気になれない、と言っているのであれば、家族で感動的な映画でも見に行くのもよいかも知れない。
できれば、NHKのプロジェクトXのような技術開発で壁を乗り越えるような、自分がそうなりたい、と思えるような番組や映画ならもっといいと思われる。
木下晴弘氏によると、感動し、魂が純粋な状態になれば、試験でもいい成績が取れるという。
こちらにも、感情をコントロールすることでやる気をいくらでも高める方法が書いてある。
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