東大テニスサークル生を東大生の親が提訴 飲酒死亡事故で

2012年7月28日に起きた、隅田川花火大会の場所取りで、マイムマイムを踊ってから焼酎をラッパ飲みするのが恒例の東大テニスサークルのサークル長の東大2年生が、急性アルコール中毒で亡くなった。

ぶったおれて4時間放置していたそうで、通常の酒飲みであれば、そのくらい寝ればまた起き出すことはあるが、彼の場合は死亡が確認された。

皆が盛り上がって飲んでいて、傍らで寝ている人がいても気にも止めないとしても全く不思議はない。つぶれちゃった、で済むことである。

しかし、それに対し、サークル長の親がサークル生31人に対して損害賠償訴訟を提起したそうだ。

10人からは240万づつもらうことで和解が成立しており、残りの21人に対して16700万円位の訴訟をしているそうだ。

親としても、子供の頃から教育に投資をして、東大に入って喜んでいたのに2年生で死亡、しかも、酒の飲み過ぎで死亡するとはやりきれないだろう。

あるいは、場を盛り上げるために無理して飲んだのかも知れない。しかし、焼酎ラッパ飲みの行きつく先は死の可能性が高いことを認識していたのだろうか?

私が大学院の頃、飲み会でどんぶり酒を飲み始めそうになった。そしたら一番大酒のみの教授が、真っ青になって、それは止めとけ、死人が出るぞ、と真剣な顔で言ったのを思い出す。

大酒のみほどそういう場面に出くわしていたのかも知れない。

親としては、酒の飲み方も教えるのがよいのかも知れない。

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