東大卒の弁護士の年収

東京大学や京都大学等の一流大学を卒業し、弁護士になった人はどのくらいの収入が得られるのだろうか?

私のサークルの同級生は2人弁護士になったが、1人は確実に数億円の年収になっている。もう1人は女性なのと最近全く会わないので年収どころか、どうなっているかすらわからない。彼女の旦那さんも早稲田大学卒業の弁護士だった。彼女はもちろん東大法学部卒で現役で司法試験に合格した。

他の情報では、荒井祐樹弁護士がTMI法律事務所で年俸4億円だったという話を聞いているが彼の場合は特別だろう。

通常は若いときは事務所にもよるが500万円~1000万円ではなかろうか?大手の事務所の中には最初から年俸1200万円出すところもあるという噂を聞いたこともあるが、そういうところはおそらく毎日夜12時過ぎまで働かされると思われる。

独立した弁護士は仕事があれば年俸1億になることもあるし、いいクライアントがつかず、訴訟やM&A等がなければ2000~3000万円の年収の弁護士もいるようだ。

もっとも、最近は事務所に入れず、即独立する即独弁護士というのがいて、こういう場合は年収で200万円台の弁護士もいるという記事を読んだことがある。

そういう意味で弁護士になったからお金が儲かるかというのは人によるとしか言いようがない。東大卒で資格があればお金儲けができるか?と言えば決してそんなことはなく、東大卒、博士、留学経験ありの教授であってもお金儲けが苦手な教授も多い。教授の年収は1200万円程度で、他大学での講義等をすればそれに100万円~200万円アップ、学科長や学部長になればさらに100万~200万アップといったところではなかろうか?

弱小大学の学長で1700万円位、東大、京大の学長なら2000万円を超えるから一応一流企業の役員クラスにはなる。

いずれにしてもお金を稼ぎたいなら必ずしも東大に行く必要はない。松下幸之助にしても、加ト吉にしても、立志伝中の人物は行商人から身を起こして大企業を作り上げた人も多い。

ただ、安定したルートに乗ってリスクを冒さずにそこそこのお金を儲けたい、と言う人が東大に入ればいいのであって、数十億円以上の資産を築きたいのであれば必ずしも東大に行く必要はなく、中卒でも数千億円の資産家もいる。

そういう意味では東大に入ったから日本で一番金持ちの層に入れるかと言えばそうとは限らない。大企業には入れるが、課長にもなれず、年収1000万円程度で終わる東大生も大勢いる。

とはいえ、弁護士になれば、億万長者になれる可能性は確実に高まるだろう。弁護士で年収1億を超えている人は100人以上いるので、非常に高い確率で億万長者になれると言えよう。3万人中100人なので、弁護士30人に1人は億万長者ということになる。そういう意味では東京大学法学部に行って弁護士になれば、年収1億を稼ぐことも決して夢ではない。

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