模試で成績（偏差値）が上がらない現役生と浪人生
- 2012年11月04日
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模擬試験を受けているが、偏差値が伸びない、成績順位が上がらない、とこの時期悩む生徒さんは非常に多いです。しかし、同じ現象ですが、現役生と浪人生では全く意味が違います。
現役生は今偏差値が上がってないように見えても、実際には学力は伸びています。
それまでやってない勉強をやっているので頭の中で学んだことが熟成するまでに若干の時間がかかりますから、例え模擬試験等で成績が伸びなくても自分を信じてやれば入試の直前に突然ものすごく伸びるケースがあります。
なので、現役生はこれから入試まで自分を信じて、最後には必ず伸びると信じてやるといいでしょう。実際、これから入試までの時期が一番伸びるはずです。もちろん、努力しない人は伸びませんが、自分を信じて頑張れば必ず伸びます。
万一浪人しても、頑張ってやっていれば、４月か５月の模試で信じられないような成績を取れるでしょう。それはすごく自信になるはずです。
最初から浪人覚悟で現役合格を諦めている人もいるかも知れません。しかし、そういう場合でも、何とかして現役合格するように必死で努力するべきです。
もし、自分が得意な問題が半分位出れば合格できる可能性が出てきますから。そしてそのチャンスを逃すのは非常にもったいないです。翌年も同じようにチャンスかどうかの保証はありません。翌年は自分の苦手な分野ばかりが出題されるかも知れません。そうなれば、１年浪人したのに結局不合格で現役で合格していた大学に行くことになる人も大勢います。
そういう意味で現役生はこれからが正念場なので全力で突っ走りましょう。
浪人生はこの時期成績が落ちるのは致命的に近い問題があります。なぜなら、浪人生は、一通り高校の全範囲を勉強しているからです。
それでも成績が上がらないということはそのままの勉強を続けていても成績は伸びない可能性の方が高いです。
私もかつては浪人しても成績が伸びない勉強方法をやってました。それに気づき改善したときから成績の伸びが止まらなくなりました。
そのあたりの事情はこちらに書いてあります。
