資格浪人 パラサイト

大学生の場合、資格試験を目指して受験勉強をしていて、卒業するか、留年して資格を受験することがあります。

これを資格浪人とか、資格試験留年とかいいます。

が、それとは別に事務所や会社を辞めて完全に受験勉強に絞る場合も資格浪人ということになります。

つまり、資格試験専業で、他にはほぼ何もしていないような状態です。

私が受験していた弁理士試験でも資格浪人の人はかなりいました。

多くは大学を卒業して合格するまで浪人する、という人達でしたが、かなりお金を貯めている人の場合は、40代でも資格浪人して全てを試験にかけていました。

それでも他の人より多く勉強できるけど、なかなか合格できない人もいたりしました。

時間があるからと言って必ずしも勉強がはかどるわけでもないようです。

特許事務所に勤務しながら1年で合格する人もいたので実務を学びながら受験勉強するのもよいと思われます。

司法試験や司法書士試験では法律事務所にパラサイトとして入って受験勉強する人もかなりいるようです。

司法試験は東大卒であってもなかなか合格できない人もいる位なので、ある程度、例えば7年やってダメなら諦める、とか決めておいた方がいいように思います。

そしてその年数が来たら、いったん就職して勉強したければ続ければいいし、そうでなければ別の道を選ぶのもよいと思われます。

今はロースクールを出て弁護士になっても企業の法務部に入る弁護士も増えているようです。

企業法務部に入るのであれば弁護士資格を持ってなくても法務部長になれます。

そして弁護士を使うことができます。

そういう意味で、必ずしも資格試験浪人して何十年も浪人する必要はないと思われます。

とはいえ、一度始めたのであれば何とかして合格したいのも当然でしょう。

そういう人のためには以下の教材も役に立ちます。購入者にはUSCPA(米国公認会計士)試験合格者も出ています。

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