30歳過ぎて東大に入るメリット

最近長期間浪人してから、あるいは、大学に再入学という形で東大や医学部に入り直す人が結構いるようです。

35歳、40歳位でも実際に医学部に合格して入学する人もいるようです。

医学部は何歳であってもその後医者になればいいので、40代位までであれば再チャレンジするのは特に問題ないと思います。

では、東京大学や京都大学、早稲田、慶応大学等に30歳を過ぎてから入る意味はあるでしょうか?

東大ブランドを活かして家庭教師や予備校の講師をやって生きて行く、という人にはメリットがあるかも知れません。

しかし、30歳を過ぎて東大を卒業して会社に新入社員として入るのはかなり不利だと思います。10年遅れると、同じ年の人が課長補佐位までに出世していて、その後数年で課長になると思われます。そのとき、10年遅れの人はまだ係長にもなれません。

そして45歳位までに管理職になれない人は人事部の昇進リストから外れ、退職勧奨リストに載るか、一生平社員で過ごすことになる可能性が高いです。

東大を出て、課長にもなれずに一生を終るのでは東大に入る意味は無いでしょう。

ただ、本当に実力だけで勝負するとすれば、東大でトップ10に入ることでしょう。そうすれば、学者の道もあり得ます。大学教授であれば、論文をしっかり書けばなれる可能性はあるでしょう。もちろん、実力次第ですが。

私としては、30歳を超えて東大や京大に入るのはあまりお勧めはしません。ただ、医学部、法学部、経済学部を出て、医者や弁護士、公認会計士になるのであれば、何歳からでもできるのでそういう資格試験を受験するのであれば、例え、50歳代、60歳代でもチャレンジするのは問題ないと思います。

しかし、東大ブランドで学歴社会でのエリートを目指すのは、30歳では年を取り過ぎていると思います。

こちらの教材は資格試験受験にも役立ちます。

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