big why(ビッグホワイ)と受験勉強のやる気
- 2015年07月31日
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受験勉強を何のためにやるか?という動機(モチベーション、理由)は人それぞれでしょう。
いい高校、いい大学に入って、いい会社に就職して、一生安泰に暮らす、というサラリーマン的な考え方の人もいれば、研究者になってノーベル賞を取りたい、弁護士になって、弱者を救いたい、官僚になって国を動かしたい、政治家になって日本を良くしたい、等々。
親や先生から、「勉強しなさい」と言われていやいややるのと、自分は医者になって、発展途上国の貧しい人達のために尽くしたい、と思って受験勉強するのと、どちらが頑張れるでしょう?
単に将来の安定のためだけに、苦しい勉強に全力で集中できるでしょうか?
目標達成には、その理由、動機が非常に大切です。その動機により、努力の質が変わってきます。
よく言われるたとえですが、ピラミッドを作るために石を運んでいる人に、「何をしているんですか?」と聞くと、人によってさまざまな答えが返って来ます。
「見りゃわかるだろ、石を運んでるんだよ」
「どれいとして連れて来られたので運ぶしかない」
「神様の神殿を立てて、大衆を幸せにするために石を運んでいる」
等々。
一番やる気が出るのは、最後の神様の神殿を立てている、という意識でしょう。
勉強をする際、単に自分が将来楽をするため、というだけではあまり頑張ろうと言う意欲はわいてこないでしょう。
しかし、世の中を良くするため、人を救うために勉強している、と思えばまた違った力が湧いてきます。
つまり、より強い動機があればあるほど目標達成のために頑張れます。それをビッグホワイといいます。
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